FMラジオ J-WAVE の番組 「GROWING REED」で '08-9-29 0:00~1:00 に放送された内容の抜粋。

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 岡田(インタビュアー)
日本では金融の教育はまったくされていないという現状なんですけど、これについてはどう思われますか? 海外では、カナダとかでは子供のときから教えるというんですけど。

 藤巻氏
ボクはそれあまり賛成じゃない。
僕はね、やっぱりね、教育っていうのは、読み書きソロバンに尽きるのであって、社会に出るまではね、読み書きソロバンをきちんと、まぁ大学生だったらもうちょっと先までやってもらいたいけど、高校を出るくらいまでは、読み書きソロバンをきちんとやるべきだと思って。
自分で収入を得るようになって、自分のお金で投資をしてみて、はじめて世の中が分かってくるんだろうと思うんですよね。
マーケットってのは森羅万象の総決算ですから、やっぱり高校まではね、森羅万象を学ぶことのほうが重要だと思うんですよ。

私はディラーだったけれども、それ以上にやっぱりアメリカの銀行にいましたでしょう。
で、私はまあ1995年から2000年までモルガン東京支店長だったんですけれども、そのときに、欧米人のものの考え方がよくわかったつもりなんですけども、そこでわかったのは、いろんなことわかりましたけど、感じましたけど、ひとつのことは、やはりあの日本人てね、日本の文化とか歴史を学んでないんですよ。

これをね、私へんな話ですけど、実績から言ったらモルガンの会長になったって社長になったておかしくないくらいの実績があるわけなんですよ。
でも、偉くなれなかったですね。 まあ、東京の支店長止まりだった。

私は5時までだったらば、みんな私の仲間とか部下はみな私の意見をひれ伏して聞くわけです。
ところが5時過ぎちゃうと、言うこときかないんですよ。
なぜかっていうと、私、教養がないから。
日本の伝統もね、歴史もしゃべれないわけですよ。

で、やっぱり欧米の社会で尊敬されるためには、仕事ができるのはもちろんです。
だけどそのほかに、日本の文化とか、歴史とか、そうゆうものをしゃべれないと、みんな馬鹿にしちゃうんですよ。 尊敬してくれない。

 岡田(インタビュアー)
まあアイデンティティーみたいなものをきちんと理解していないと。

 藤巻氏
そうそうそう。そうなんですよ。
だから、高校まではね、そういうこととか、それからその経済を司っているいろんな現象をですね、学んでいくことに力を入れたほうがいいと思う。
だから僕は読み書きソロバン、それからそれプラスいろんな歴史とかね、それから文化を勉強していることがよっぽど重要だと思う。
そんなその金融教育に力を入れるよりは、そっちのほうが私は少なくとも必要だと。 社会に出てからそういうことはやるべきだと思っていますからね。

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